お年賀
「お年賀」とは、正月三が日(1月1日〜3日)の間に行う年始挨拶として渡すものです。直接伺い年始の挨拶をするのが礼儀です。、三が日の間に都合が付かない場合は、松のと言われる1月1日〜6日(地方により異なる場合があります)までの間に訪問するのが昔からの習わしになっています。
本ページでは、水引の種類や表書きの書き方などの基本マナーに加えて、ご祝儀袋をいただく側のお返しの仕方など幅広くご紹介いたします。
表書きの書き方
お年賀を祝儀袋に入れて贈る場合には、表書きは「御年賀」「御年始」「迎春」「賀正」などと書きます。
また、子供には「御年玉」と書きます。
上段
- 「表書きを書くときには、毛筆で濃く鮮やかに」
正式には毛筆を使い楷書で丁寧に書きます。毛筆で書きにくい場合には筆ペンや太めのフエルトペンでも問題ありませんが、ボールペンや万年筆の使用は避けましょう。また、墨の色はお祝いの喜びを表現するという意味を込めて濃く鮮やかに書きます。
下段
表書きの下段には、贈り主の名前をフルネームで上段の名目よりやや小さく書きます。また、文字が水引にかかったり名前の下に不自然な余白ができたりしないよう全体のバランスを考え、書き出しの位置や文字の大きさには気をつける必要があります。
より特別なお祝いの時には、ご祝儀袋の印象を決める表書き用ののし札にもこだわりたいものです。結姫ののし札は1500年もの歴史がある越前和紙を使用しています。長年受け継がれた職人技によって作られたのし札はあなたの心からのお祝いの気持ちを伝えるにふさわしい逸品です。
水引の種類
お年賀の水引は、金封または物品を贈る場合には「何度あっても嬉しい」という意味を持っている花結び(蝶結び)の水引がかかったものを選びます。ですが、大切なのはその地域のルールにならうことです。ご自分の地域はどのようになっているのかを事前に確認をして、地域ごとのルールに合わせましょう。水引の色は紅白が望ましく、5本のものを選びます。
ご祝儀袋にはお祝い金とともに贈る相手の気持ちも込められているものです。この気持ちを相手に届けるためには、やはりご祝儀袋にもこだわり特別感を出すことも大切です。そんな想いの込もったご祝儀袋は受け取った相手の心に残り続けることでしょう。
結姫の水引は熟練職人が丹精込めて一つ一つ丁寧に作っています。この水引があなたの特別な想いをしっかりと結び、つないでいきます。特別なご祝儀袋「結姫」はこちら
金額の目安
贈る対象のそれぞれの方々に幾らくらいのものを贈るかについては、日頃お世話になっている度合いによって掛ける費用に差を付けるのが一般的です。
送り先 | 金額 |
---|---|
上司 | ¥5,000- |
取引先 | ¥5,000- |
親・親類 | ¥3,000- |
友人・知人 | ¥3,000- |
隣近所 | ¥2,000- |
孫・甥姪 | ¥3,000- |
※紹介した金額は目安となっております。
お金の用意
どんなお祝いでも、お祝いする気持ちと礼儀を込めて包むお金は必ず新札にします。
新札でご祝儀を用意するのには「この日のために用意しました」という気待ちを表すためという理由も含まれているため、新札で用意するように努めましょう。
結姫のご祝儀袋は熟練職人が丹精込めて一つ一つ丁寧に作っています。このご祝儀袋があなたの特別な想いをしっかりと結び、つないでいきます。特別なご祝儀袋「結姫」はこちら
結姫は、新たなお祝いの文化を提案します。
結姫のご祝儀袋は巾着袋として使うことができ、それを使うたび、見るたびにあの時の素敵な思い出がよみがえり、末長くつながっていきます。
あなたが主賓や乾杯の挨拶などを受けたときや大切な友人へのお祝いには、特別なご祝儀袋を贈ることでより想いが伝わり、新たな絆を生み出すでしょう。
お返しについて
お年賀は、日頃お世話になっている方々に贈られるものであることから、基本的にお返しが不要なお祝いですので、現金でのお返しは避けます。頂いた金額の3分の1から2分の1程度の品物を選ぶと良いです。