上段
特別な想いを伝えるご祝儀袋

ご祝儀袋にはその時の思い出のみならず、贈ってくれた相手の温かい想いが込められているものです。
私たち結姫ののし札は1500年もの歴史のある越前和紙を使用し、熟練職人が手漉きで想いを込めて手がけた逸品です。
また、ご祝儀袋は、役割を果たした後に巾着袋として使用できるようになっており、日常でも使ってもらうことでその想いはつながり、そして新たな縁が築かれるのです。
そのような新しいお祝いの文化を、私たち結姫は提案しています。

結姫のご祝儀袋は熟練職人が丹精込めて一つ一つ丁寧に作っています。
この水引があなたの特別な想いをしっかりと結び、つないでいきます。特別なご祝儀袋「結姫」はこちら
表書きを書くときには、正式には毛筆を使い楷書で丁寧に書きます。毛筆で書きにくい場合には筆ペンや太めのフエルトペンでも問題ありませんが、ボールペンや万年筆の使用は避けましょう。また、墨の色はお祝いの喜びを表現するという意味を込めて濃く鮮やかに書きます。(※お悔やみの時には、「悲しみの涙で墨が薄まってしまった」という深い悲しみを表現するために薄い墨色で書きます。)
表書きの上段中央には用途に適した名目を書きます。また、名目の文字数は4文字は「死文字」とされ、お祝いには不適切な数字のため避けるようにしましょう。また、宛名を書き入れる場合には上段の左上端(水引の左側)に書きます。
表書き一覧
| 使用用途 | 表書き | 水引 | |
|---|---|---|---|
| 一般的な表書き | お礼や挨拶 | 粗品 | 蝶結び |
| 目下の人への簡単な贈り物 | 寸志 | 蝶結び | |
| 同僚や会社、団体への贈り物 | 贈呈 | 蝶結び | |
| 会社、団体への贈り物 | 進呈 | 蝶結び | |
| お世話になった感謝を伝える | 感謝 | 蝶結び | |
| 一般の挨拶 | 御挨拶 | 蝶結び | |
| お土産を贈る | 御土産 | 蝶結び | |
| お世話になった感謝を伝える | 御礼 | 蝶結び | |
| 謹んで感謝の気持ちを伝える | 謹謝 | 蝶結び | |
| 心づけ | 謝礼 | 蝶結び | |
| 転居などの餞別を贈る | 御餞別 | 蝶結び | |
| お礼や激励として金品を渡す | 金一封 | 蝶結び | |
| 目上の人への挨拶を兼ねて贈る | 御伺い | 蝶結び | |
| 目上の人へのお詫び | 御詫び | 蝶結び | |
| 目上の人への贈り物 | 献 | 蝶結び | |
| 婚礼に関わる表書き | 結婚のお祝い | 御結婚御祝 | 結び切り |
| 寿 | 結び切り | ||
| 御祝 | 結び切り | ||
| 御餞 | 結び切り | ||
| 結婚式関係者へのお礼 | 御祝儀 | 結び切り | |
| 主賓や仲人への交通費 | 御車代 | 結び切り | |
| 神社で結婚式をした時のお礼 | 御初穂料 | 結び切り | |
| 子ども成長に関わる お祝いの表書き | 出産のお祝いを贈る | 御出産御祝 | 蝶結び |
| お宮参りのお祝いを贈る | 御祝 | 蝶結び | |
| お食い初めを祝って金品を贈る | 箸ぞろえ | 蝶結び | |
| 七五三のお祝いを贈る | 七五三御祝 | 蝶結び | |
| 入園のお祝いを贈る | 御入園御祝 | 蝶結び | |
| 入学のお祝いを贈る | 御入学御祝 | 蝶結び | |
| 卒園のお祝いを贈る | 御卒園御祝 | 蝶結び | |
| 卒業のお祝いを贈る | 御卒業御祝 | 蝶結び | |
| 成人のお祝いを贈る | 祝成人 | 蝶結び | |
| 御成人御祝 | 蝶結び | ||
| 退職に関わる表書き | 退職する人に金品を贈る | 御餞(おはなむけ) | 蝶結び |
| 御餞別(ごせんべつ) | 蝶結び | ||
| 自分の意思で退職する人へ金品を贈る | 御勇退記念 | 蝶結び | |
| 栄転や昇進に関わる表書き | 栄転のお祝いを贈る | 御栄転御祝 | 蝶結び |
| 昇進のお祝いを贈る | 御昇進御祝 | 蝶結び | |
| 新築・新居購入に関わる 表書き | 新居購入のお祝いを贈る | 御新居御祝 | 蝶結び |
| 新築購入のお祝いを贈る | 御新築御祝 | 蝶結び | |
| お祝いのお返しの表書き | お返しを贈る | 内祝 | 蝶結び |
結姫のご祝儀袋は巾着袋として使うことができ、それを使うたび、見るたびにあの時の素敵な思い出がよみがえり、末長くつながっていきます。
あなたが主賓や乾杯の挨拶などを受けたときや大切な友人へのお祝いには、特別なご祝儀袋を贈ることでより想いが伝わり、新たな絆を生み出すでしょう。
下段
表書きの下段には、贈り主の名前をフルネームで上段の名目よりやや小さく書きます。また、文字が水引にかかったり名前の下に不自然な余白ができないよう全体のバランスを考え、書き出しの位置や文字の大きさには気をつける必要があります。連名で記入する場合もそれぞれルールがあるので下記のポイントに気をつけて書きましょう。
1.2名連名の場合
向かって右から左へ格上、年長の順番で書き、文字の大きさは二人とも同じにします。友人同士の場合は五十音順に書きます。

2.夫婦または子どもを含め一家の場合
基本的には、代表者として夫(世帯主)の名前をフルネームで中央に書きます。ただし、夫婦で招待された場合で、招待状の名前が連名になっているときは、お祝儀袋にも連名ですることが多くなっています。
その場合は、まず夫の名前をフルネームで中央に書き、その左側に夫の名の位置に揃えて妻の名前を書きます。妻は姓は書かず名のみを書きます。

3.3名連名の場合
複数名でご祝儀を贈る場合で、その人数が3名までの場合には、2名連名と同様に、贈り主の中で最も役職や年齢が上の人を中央に書き、残り2名を格上、年長の順番に左に並べて書きます。同格の場合には五十音順にし、文字の大きさは全員同じにします。近年では、バランスよく見えるように連名全体を中央に書くのが一般化してきています。
ご祝儀袋への連名は最大3名くらいまでにするのが好ましいです。

4.4名以上の場合
贈り主が4名以上の場合には、連名で書くのは避けましょう。
まず、代表者1名の名前をフルネームで中央に書き、その左側に「外一同」と書きます。この「外一同」という文言は代表者の名前よりやや小さめに書きます。
贈り主全員の名前は、奉書紙または和紙に書き、中包みに同封します。
書き方としては、まず紙の中央上段に「寿」と表書きをして、下段に全員の名前をフルネームで格上、年長の順に右から左に並べて書きます。同格の場合は、五十音順に右から左に書き、文字の大きさは全員同じサイズに統一します。

5.会社名入りの場合
まず、贈り主の名前を下段にフルネームで書きます。その右側に名前よりやや小さめに会社名を書きます。

6.会社名入りで連名の場合
まず、贈り主の代表者1名の名前をフルネームで中央に書きます。そして、その左側に「外一同」と書きます。この「外一同」という文言は代表者名よりやや小さめに書きます。代表者名の右側には会社名を、同じくやや小さめに書きます。

より特別なお祝いの時には、ご祝儀袋の顔とも言える表書き用ののし札にもこだわりたいものです。結姫ののし札は1500年もの歴史がある越前和紙を使用しています。長年受け継がれた職人技によって作られたのし札はあなたの特別な想いを伝えるにふさわしい逸品です。















