新築祝いのご祝儀袋の書き方
新築祝いとは
家を新築することは、人生において最も高価な買い物と言われています。
家内が安全で末永く繁栄が続くよう、親族、知人、友人が自宅や事務所を新築したときにお祝いの気持ちを贈るものです。
また、新築のお祝いには、「何度あっても嬉しい」という意味を持っている花結び(蝶結び)の水引がかかったご祝儀袋で、ぜひとも盛大にお祝いしてあげたいものですね。
新築祝いのご祝儀にはお祝い金とともに贈る相手の気持ちも込められているものです。この気持ちを相手に届けるためには、やはりご祝儀袋にもこだわり特別感を出すことも大切です。
お祝いする側もされる側も一生ステキな思い出として残るよう、きちんとしたマナーを習得しましょう!
表書き
表書きの上段中央には用途に適した名目を書きます。
下段中央には、贈り主の名前をフルネームで上段の名目よりやや小さく書きます。また、文字が水引にかかることのないよう、全体のバランスを考え書くようにしましょう。
新築祝いの表書きの名目
- 「祝御新築」「御新築祝」「御新築祝」「御新築御祝」/新居のお祝を贈る時
- 「御祝」/新築マンションを購入したお祝を贈る時
- 「落成祝い」/新社屋やビル、庁舎や体育館などの建物を新築したお祝を贈る時
表書きを書くときのポイント
お祝いの喜びを表現するという意味を込めて濃く鮮やかに毛筆を使い書きます。また、楷書で丁寧に書きましょう。
どうしても毛筆で書きにくい場合は、筆ペンや太めのフエルトペンでも問題ありません。
ただし、ボールペンや万年筆で書くのはマナー違反ですので避けましょう。
特別な想いを伝えるご祝儀袋
ご祝儀袋にはその時の思い出のみならず、贈ってくれた相手の温かい想いが込められているものです。
そこで、私たち結姫は想いを伝えつないでいきたいという思いで、新しいスタイルのご祝儀袋を生み出しました。結姫のご祝儀袋は、役割を果たした後も巾着袋として使用できるようになっており、日常でも使ってもらうことでその想いはつながり、そして新たな縁が築かれるのです。
中袋・中包みとは
中袋
中袋とはご祝儀袋の中のお札を包む袋のことで、一般の封筒のように上部に開口部がある袋状のものを指します。
基本的に中袋は、同型の封筒のご祝儀袋とセットになっています。
中包み
中包みとはご祝儀袋の中のお札を包む袋のことで、お札を包むタイプのものを指します。
基本的に中包みは、ご祝儀袋も包むタイプのもの(上包み)とセットになっていることが多いです。
記入欄がない場合の書き方
表側の金額の書き方
毛筆または筆ペンを使って濃くはっきりと書きます。(表書きの書き方と同じです。)
また、金額は漢数字の旧字体(大字)で縦書きに書くのが正式なマナーとされていますが、現在では、略式の漢数字でも良いとされています。
しかし、大切な友人や知人に思いを贈る際には、やはり正式なマナーとして使われている旧字体で書くことをおすすめします。
中袋・中包みの書き方
裏面に差出人の住所と名前を書きます。表面の金額と同じく、縦書きで楷書で書きましょう。
結姫のご祝儀袋は熟練職人が丹精込めて一つ一つ丁寧に作っています。
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