会場全体の一体感が生まれて温かい雰囲気になります。
こいつは本当に昔からやんちゃで落ち着きのないヤツでした。」
スピーチでこういう話し出しをするとゲストは「え?」と思います。
でも、そこから新婦と出会ってどういう風に成長していったのか、
というストーリーを話すために必要なスパイスなのです。
話す内容はあまりおちゃらけずに結婚式に見合うものにするのがコツです。
ただ単に笑いで会場を沸かすのではなく、
しっかりした内容で話せばゲストのハートをガッチリと掴めます。
友人歴が長いからこそ出来る、面白いスピーチはとても印象的です。
招待客は全員が知り合いではないのですが、
共通の知人である新郎・新婦についてのエピソードを面白くスピーチすることで、
会場全体の一体感が生まれて温かい雰囲気になります。
映像や写真を取り入れてみよう!
映像や写真を取り入れたスピーチは、
とてもユニークで会場の皆さんを引き込む演出にもなります。
新郎新婦が出会った時の写真や当時の私の自己紹介文。
その自己紹介文の内容に「こんな人がタイプ」という欄があり、
そこから新郎へ質問が飛んだり、二人の漫才風のナレーションが入ったり、音楽が入っていたり・・・
というような映像構成だと面白いですよね。
準備は少々大変かもしれませんが、
友人同士のつながりが深く長いほどこういう演出は喜ばれると思います。
仲良しの友人であらかじめ作っておいて、それを当日流してもらうのもいいですね。
誰もが知っているCMなどのパロディーなので会場も盛り上がります。
あくまでも主役は「新郎新婦」です。
新郎新婦にどのようなスピーチや余興を望んでいるのか、はっきり確認した方がいいと思います。
披露宴全体にコンセプトやイメージがあったり、
スピーチや余興の順番にも新郎新婦の何かしらの意向がある場合が多いです。
ただその場を盛り上げるだけでなく、友人として新郎新婦の素顔を引き出すことなど、
自分たちに何が求められているのかをしっかり確認して内容を検討しましょう。
その上で、ほかの人と内容が同じにならないか、出席する人数や顔触れ、
会場にどんな制約があるのかの確認も忘れずに行いましょう。
友人代表スピーチ”と聞くと緊張してしまいますが、
肩の力を抜いて自分らしく考えてみてくださいね。
大勢の前でスピーチすることは大変ですが、
披露宴出席者は全員新郎新婦の友人やゆかりのある方達ばかりです。
温かく見守ってくれることを信じて、笑顔で祝福の気持ちを伝えましょう。
注意しなければいけないのは、あくまでも主役は「新郎新婦」であるということ。
スピーチ内容を盛り込みすぎて、話す時間が長くならないように気をつけましょう。